本町の沢筋寺庭地区砂防堰堤が完成しました!
岩泉町大川地区で、昨年4月から施工していた
砂防堰堤(砂防ダム)工事が9月で無事に完了しました!
通常は幅50センチにも満たないちょろちょろした小川でも
近年多発しているゲリラ豪雨など、想定外の天候悪化により
短時間で増水し、土石流となり下流の家屋や道路に
甚大な被害をもたらすことがあります。
その被害を最小限に食い止めるひとつの手段としてつくられたのが
砂防ダムです。
災害時の砂防堰堤(砂防ダム)の効果
① 土石流をくい止める(土砂や流木を軽減する)
② 土砂を調整する(溜まった土砂を少しづつ下流へ流す)
③ 川が削られるのを防ぐ(堰堤上部は溜まった土砂で勾配が緩やかになり
川底や斜面が削られるのを防ぐ)
2020.5月 2020.9月 2021.4月
残存型枠という工法を用いて
鋼製の型枠を組み立てて
その中に生コンクリートと砕石とセメントを
混ぜたものを流し込み、締め固めていく工程を
何度も何度も繰り返して積み重ねていきます。
最終的には高さ12m、延長45.7mの
巨大な砂防ダムが完成しました!
下の写真で人物や重機と比べてみると、
その大きさがわかると思います(=゚ω゚)ノ
今後増えていくであろう水害・災害により
被害にあう人達が、少しでも減りますようにと
願っております。
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